高校化学がわかるTsuyo-piのブログ

高校化学が伸び悩んでいるそこのあなたに、あなたに合った学習方法を見つける方法を発信していきます。

大学受験で化学を得点源にしたい高校生必見! 覚えることを最小限にして、偏差値を楽して10上げる勉強を伝授!

皆さんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

夏休みの期間に、

高校化学の内容を総復習して、

自信に満ち溢れていたけど、

模試で思ったような結果

を残せなかった、

 

偏差値50代からなかなか

抜け出せない…

 

昨日覚えたと思ったことが、

今日はもう忘れている。

きっとあなたは泣きたい気分なはず



問題を解いている中で、

簡単そうな問題だけど、

肝心なところで躓いて、

問題が解けない。

 

今までの勉強は

一体何だったんだ…

 

このように、

あなたは悩んでいるのでは

ないでしょうか?

 

実際に、僕が高校生の頃に

さっき書いたような内容で

悩んでいた時期がありました。

 

しまいには、吹っ切れて、

遊び更けてしまい、

受験勉強に取り組めなかった

時もありました。

 

今大学受験に

取り組もうとしている君には、

僕のように、

時間を無駄にして

ほしくありません。







残り少ない勉強時間を、

最大限有効活用してほしいです。

 

そうするには、

無駄な勉強を省いていく

必要があります。

 

高校化学は、

覚えることが多すぎます。

 

だから、一から暗記しているようでは

時間が足りません。

 

その暗記を最小限にした

学習方法を、

実際に僕が受験勉強をしている

際に実践して、

 

実際に

偏差値を10も上げる

ことができました。



そこで、僕が受験勉強をしていた際に

実際にやっていた学習方法を

あなただけに教えちゃいます。

 

もちろん無料です!

 

だけど、手あたり次第に

学習方法を教えていたら、

僕自身が大変なので、

数量に制限を設けさせてもらいました。

 

「先着7名」

 

までにさせてもらいます。

 

気になった方は、

下の友達追加ボタンを押してください!

友だち追加

 

 

そして、何かしらのリアクションを

してください!(スタンプを送るなど)

 

個人情報漏洩や、

ウイルス対策は完璧にしているので

安心してください。

 

僕のラインを追加してくれたのならば、

あなたはきっと変わることができます!

 

 

「なんでラインを追加しないと

方法を教えてくれないの?」

 

「メールでもよくない?」



このように疑問を持った

のではないでしょうか?

 

しかし、実はしっかりと

LINEでないといけない

訳があります。

 

人それぞれ

得意不得意な分野があります。

 

だから、

せっかく勉強法を受け取ってくれても、

 

君が得意な内容ばっかり

送ってしまう可能性が

出てきてしまいます。

 

できることなら、

苦手な分野のことについて

ピンポイントに知りたいですよね?



LINEを追加してくれたあなたに

ベストフィットした内容の

学習方法を送るには、

LINEでコミュニケーションを

とらないといけないのです。

 

だから、LINEを使うのです。

 

 

 

「どんな内容のものが送られてくるか

分からないから、LINE追加するのに

不安がある」

 

と思っている方がいると思います。

 

実際にLINE追加してくれた方には、

大まかに

  1. 単位換算
  2. 物質量を簡単に理解する方法
  3. 気体の状態方程式と電気素量
  4. 有機化学の官能基
  5. 窒素の人工的な合成方法

 

の内容で、学習方法をプレゼントします。

 

「おおまかに」

という風に書いているのは、

LINE上で苦手な内容がある場合は、

そこを重点的にピックアップした

内容に変更することがあるからです。

 

少しでも気になった方、

冷やかしだけの人でもいいです。

 

LINE追加してみてください

友だち追加

 

何もしないより、

絶対なにかは変わります。

 

限定7名という枠があるので

気になったら今すぐクリック!

 

さて、ここまで読んでくれて、

「なんでお前がそこまですんねん?」

と疑問に思ったところかと思います。

 

それを少し打ち明けようかと思います。

 

実際に僕が受験勉強をしているとき、

なかなかテストの結果も伸びず、

辛い思いをしていました。



挽回してやろうと思い、

必死になって勉強しましたが、

 

時間だけが過ぎて、

思うように結果を残せませんでした。

 

僕自身、「化学」は好きな科目でした。

しかし、お世辞にも得意科目とまでは

言えませんでした。

 

そこで、なぜできないのか考えたところ

「暗記が足りていない」

という、ごく当たり前な思考に

行きつきました。

暗記シートとか使わないといけないのか…



しかし、僕自身、暗記は大の苦手分野。

 

ただひたすらに筆を走らせても、

一向に覚えられないこと

間違い無しです。

 

ある時ふと、仕組みから理解してみよう

勉強してみた時がありました。

 

そしたら不思議なことに、

今まで暗記するしかなかった内容について

覚えることができたのです。

 

そこから、

がむしゃらに暗記することを辞めました。

 

ノートにイラストを描いたり、

PCで解説しているサイトを探したりして

仕組みから理解する形にして、

学習するようにしていきました。

実際にこんなのを書いてました



時には、無駄に時間をかけてしまい

なかなか学習が進まなかったこと

もありました。

 

しかし、やっていくうちに

効率よく学んでいくことが

できるようになり、

 

不思議と内容が

すっと頭に入ってくるよう

になりました。

 

このような経験をしたからこそ、

皆さんに、化学を

「仕組みから」

理解してほしいと思い、

このようなことをしています。

 

「仕組から」理解できたら、

化学も好きになるし、

授業を聞いていても

内容を理解できるし、

問題も解けるようになる

でしょう。

 

とにかく、公式ラインを

追加してみてください!

 

先着7名と人数制限がありますので、

少しでも気になったら

追加してみてください!

 

絶対なにか変われます!

友だち追加

 

というわけで、

最後までお読みいただき

ありがとうございます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蒸気圧降下って??あまり聞かない原理の日常生活への影響を知って、新しい知識を身につけよう。

みなさんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

皆さんは

「蒸気圧降下」

という言葉を聞いたこと

はありますか?

初耳なんてことはないはず



大半の人は

「そもそも蒸気圧って何?」

とますば質問で返してくる

と思います。

気体が関係してくるのかな?



高校の授業では、

この「蒸気圧降下」の内容は

さらっと飛ばされて、

深く学習していなかったと思います。

 

だからこそ、皆さんの頭の中には、

「深く刻まれていない知識」

となっているのです。

 

「高校で深く学習しなかった

=入試ではあまり出ない内容」

 

こう短絡的に考えてしまうあなたは

非常に危険です。



一般的には、問われない知識でも、

あなたの目指す進路では

珍しく問われる可能性もあります。



このような、

レアパターンに遭遇する可能性

が1%でも存在するのなら、

勉強しない理由なんて存在しませんよね?

 

この「蒸気圧降下」

の原理は、

特に難しい計算式を使わなくても、

簡単に理解すること

ができます。

 

こんな内容を理解せずに、

本番に挑むのは、

あまりにも危険ですし

勿体ないです。

 

また、「蒸気圧降下」

を理解できると、

日常生活で起こりうる現象

も説明することができるのです!

 

ということで、少し印象の薄い

「蒸気圧降下」

について、何者なのかを

学習してみましょう!

 

 

そもそも、

「蒸気圧降下」

を語るには、

「蒸気圧」

という言葉の意味を理解する

必要があります。

 

「蒸気圧」とは、

名前の通り、

蒸気の圧力を表しています。

 

しかし物質がずっと蒸気の

状態でいることはできません。

 

密閉された容器の場合、

蒸気になったり、また溶液に戻ったり

という状態を繰り返しています。

蒸気圧の原理イラスト

この蒸気になるスピードと、

液体に戻るスピード

等しい状態の圧力のことを

「蒸気圧」と言います。

 

 

密閉された容器に、

純粋な液体が入っていたとします。

この時、一定温度にすると、

液体固有の蒸気圧を示します。

 

これは、さっき説明した通り

蒸気になるスピードと

液体に戻る(凝縮する)スピード

が等しいことを表しています。

 

一方、この純粋な液体に

不揮発性の物質

溶かしたとします。

 

具体的には

塩化ナトリウムや、

スクロースなどです。

スクロースは砂糖の主成分

するとなんということでしょう。

 

さっきの純粋な液体が入っていた

容器の蒸気圧と比較して、

小さい蒸気圧を示すようになります。

 

不揮発性の物質が溶けた

水溶液を、分子レベルで

見てみましょう。

 

純粋な水溶液でも、

不揮発性の物質が溶けた溶液でも、

水分子が蒸発することにより

蒸気圧が発生しています。

 

蒸気圧が低いということは

蒸発している水分子の数が

少ないということになります。

水分子が蒸発する際、

水面に面している水分子から

徐々に蒸発していきます。

 

不揮発性の物質が溶けた溶液

の水面には、水分子だけでなく

不揮発性の物質も存在します。

 

結果、水面に出てこれる水分子

の数が減少してしまい、

これが水分子が蒸発しなくなる

原因になるのです。

そして、蒸気圧が低くなるのです。

蒸気圧降下の様子

この現象のことを

蒸気圧降下

というのです。

 

では、蒸気圧降下は

実際にどのような場所で

起こっているのでしょうか?

 

これは、海水浴に行った後の

水着でよく起こります。

 

海水に浸かった水着は

なかなか乾かないと

思ったことはありませんか?

洗濯物乾かなかったら困るよね

それもそのはず、

水道水で洗った水着と

比較しても、

乾くのに時間がかかっています。

 

水着が乾く

=水分子が気体になる

ということです。

 

海水には、

塩化ナトリウム

という、不揮発性の物質が

溶けています。

 

この塩化ナトリウムが

場所をとって、

水分子が気体になりにくくなるので

乾きにくくなっているのです。

 

このように、身近な例で

蒸気圧降下を体験できたら

理解も深まると思います。

 

 

というわけで

今回は蒸気圧降下

について学習してもらいました。

 

蒸気圧降下が起こる原因は

溶けている不揮発性の物質が

邪魔をしてくるから、

水分子が蒸発しにくくなるから

起こってしまう

 

というポイントを確実に抑えましょう。

 

これさえ覚えてしまえば、

試験にしれっと出てきても、

しっかりと対応できます!

 

というわけで

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

濃度の大切さを甘く見ないで!濃度を理解して、化学物質を正確に扱える知識を身につけよう!!

皆さんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

美味しい料理を作る際に、

調味料の量は料理本の通り

正しく入れますよね?



しかし、

自分の作りたいのは3人前の料理

なんだけど、

料理本には2人分の分量しか書いてない

したら、あなたはどうしますか?

 

適当な量では、

不味い料理ができていまします。

 

美味しい料理を作るには、

料理の量に応じた調味料が必要、

つまり等しい調味料の濃度

にせねばならないのです。

 

美味しい料理を作るために

「濃度」を考えないといけないのと同様に、

化学を扱うときにも「濃度」

は十分に考慮しなければなりません。

 

濃度を考慮しなければ、

正しい実験ができない

正確な製品が作れない

実験には正しい量の物質が必要



のように、弊害がありすぎます。

 

特に受験生には、

与えられた問題を、

正確に解くことができなくなります。

 

それでは受験戦争に勝つことができません。

 

ここで濃度についての理解

を完璧にできたら、

ひとまずは、

化学の問題を正確に解くことが

できるようになります。

 

また新しく学習する内容でも、

濃度を使用することがあるので

他の多数の原理を

理解することができるのです。

 

というわけで、

それほど重要な内容である「濃度」について、

しっかりと理解してしまいましょう。

 

「濃度」というのは、

物質Aに物質Bが溶けている場合、

物質Aに対する物質Bの割合

を示します。

 

化学の分野では、

質量パーセント濃度

mol濃度

質量mol濃度

の3つが一般的に使用されます。

 

質量パーセント濃度は、

溶液の質量の何パーセントが

溶質として解けているか

ということを表しています。

つまり、物質を質量で捉えています。



mol濃度とは、

溶液1Lあたりに溶けている、

溶質の量を物質量(mol)で表しています。



質量mol濃度とは、

溶媒1kgあたりに溶ける溶質の量

を物質量(mol)で表しています。



 

質量パーセント濃度は、

中学校の理科で嫌ほど

学習したと思います。

 

高校に入って

物質量を学習した後では、

mol濃度を使用して、

正確な濃度を測っていたと思います。

 

では、質量mol濃度とは、

どこで使うのでしょう?

 

mol濃度では、

溶液の量を1Lと固定しています。

 

溶液の温度が変化すると、

体積が変化します。

つまり温度が変化する環境では

正確に濃度を測ることができません。

 

しかし温度が変わる状況でも、

溶液の質量は変化しません。

 

つまり、

温度変化により溶媒の体積

に影響が出る場合に、

溶媒1kgを基準にして、

溶質の量を測りたい時には

質量mol濃度を使用します。

 

質量mol濃度は具体的には

沸点上昇、凝固点降下

の分野で使用されることが多いです。

 

この分野では温度が影響してきます。

 

温度が影響してくる分野で、

濃度を使いたい場合は、

質量mol濃度を使う

と覚えといてください。

 

というわけで、

本日は、色々な「濃度」

について学んでもらいました。

 

質量パーセント濃度

mol濃度

質量mol濃度

 

3つの方法で

濃度を表すことができます。

 

質量パーセント濃度は、

溶液の質量に対する

溶液の質量の割合をパーセント

で表す方法

 

mol濃度は、

溶液1Lあたりに溶けている溶質の量を

物質量で表す方法

 

質量mol濃度は、

溶媒1kgあたりに溶けている溶質の量

を物質量で表す方法

 

この3つの違いを

確実に理解してくれれば、

濃度を簡単に扱えるようになる

と思います。

 

ということで、

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

法則を知って化学の中身から理解できるようになろう!ヘンリーの法則編

皆さんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

皆さんは気体は溶媒に溶ける

思いますか?



液体が溶媒に溶けるのは、

日常的に経験しているので、

想像がつくと思います。

 

では気体の場合では

どうなるのでしょうか?

 

「気体を水に溶かす」


という経験はあまりないから、

中々想像が付かないと思います。

 

化学を扱う中で、

「物質を他の物質に溶かす」

という行為は非常に重要なことです。

 

しかも、

標準状態で液体である物質はそう多くなく、

気体の物質も多く存在します。

 

ですから、

気体の溶ける様子がわからないと、

気体についての分野で
周りについていけなくなる
可能性が大きくなります。

 

気体という、

目に見えない物体を扱うには、

頭の中でいかにイメージをできるか

ということが重要になってきます。

 

ただイメージ力が高いだけで、

問題を簡単に感じる事が

できてしまうのです。

想像力は重要である

座学で理解するのも重要だとは思います。

 

しかし、その学習方法では

効率が悪く、

周りに置いていかれます。

 

それを回避するためにも、

「気体が他の物質に溶ける様子」

をイメージできるようになる

必要があるのです。

 

というわけで、

普段身近な存在だけど、

様子は見えなくて不可解

な物質である

「気体」

が溶ける様子について、

学習しましょう!!

 

「気体がどれだけ溶媒に溶けるか」

という気体の溶解度は、

温度と圧力

に非常に大きく関係してきます。

 

温度が高くなると、

どうなるのでしょうか?

 

温度が高くなると、

溶媒に溶けにくくなります。

 

温度が高い

=気体分子の運動が激しくなる

 

ということです。

気体分子の運動が激しすぎて、

溶媒との結合を振り切ってしまう

から解けにくいのです。

気体の運動が激しい



炭酸飲料を暑い部屋に置くと、

炭酸が抜けますよね。

 

暑いということは、

炭酸飲料中の二酸化炭素

の運動が激しいです。

 

つまり水との結びつきが

切れてしまいます。

 

水中から二酸化炭素

いなくなってしまうので、

炭酸が抜けたと感じるのです。

炭酸が抜ける様子



圧力による変化はどのよな

ものなのでしょうか?

 

圧力が小さくなると

気体は溶媒に溶けなくなります。

 

炭酸飲料の蓋を開けると、

溶けていた二酸化炭素の泡が出てきて、

炭酸の刺激が次第になくなってきますよね。

圧力による炭酸の変化



これは、

容器を閉めている状態よりも

開けた時に容器内の圧力が下がり

(大気圧の方が圧力が小さい)

気体の溶解度が下がってしまうからです。

 

つまり、気体というものは、

温度が高く、圧力が低い

と溶媒に溶けにくく、

 

温度が低く、圧力が高いと

溶媒に溶けやすいのです。

 

圧力による溶解度の変化は、

ヘンリーの法則によって

関係が示されており、

 

「一定温度で、一定量の液体に溶ける

気体の質量は、液体に接している

気体の圧力に比例する」

 

というふうに定義されています。

 

圧力が高くなれば、

溶解度は高くなり、

圧力が低くなれば、

溶解度は小さくなります。

圧力と温度の関係(◎=良く溶ける、×=溶けにくい、△=溶ける)

炭酸飲料をイメージしよう




本日のポイントは、

 

気体が液体に溶ける溶けないは、

気体の温度と圧力に関係していて、

身近な例で例えるなら炭酸飲料を想像すると理解しやすい、ということです。

 

必ず、

温度が高く、圧力が低い

→溶媒に溶けにくい

温度が低く、圧力が高い

→溶媒に溶けやすい

 

 

というのを、

炭酸飲料をイメージして

覚えて欲しいと思います。

 

ということで

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

よく見る硫酸銅五水和物とは何? 原子レベルで構成を見て、完全に理解しよう!

皆さんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

皆さんは「硫酸銅(Ⅱ)五水和物」

という物質名を

聞いたことはありますか?

硫酸銅(Ⅱ)五水和物の結晶。綺麗な青色なのが特徴。



溶解度の学習をしていると、

硫酸銅(Ⅱ)五水和物の問題は

よく出題されていることが

分かります。

 

「普通の硫酸銅と何が違うの?」

 

と、誰もが一度は疑問を抱いたことが

あると思います。

 

残念ながら、学校では、

硫酸銅(Ⅱ)五水和物について、

さほど詳しく触れることなく、

授業が進行していきます。

 

「そういう物質があるから、

覚えてしまってね」

 

という、投げやり的な暗記を

要求されます。

 

つまり、大多数が

硫酸銅五水和物について、

よくわかっていいないのです。



だから、

硫酸銅五水和物がでてくる

問題を、難問だと認識して、

億劫な気持ちにさせてしまうのです。

 

しかし、

硫酸銅五水和物について

深堀して学習することで、

 

「なにが他の物質とは異なるのか」

 

ということがわかり、

 

「問題では、

何に留意して解いたらいいのか」

 

というポイントがわかるようになります。

 

つまり、

硫酸銅五水和物が

怖くなくなります!

 

というわけで、

硫酸銅五水和物について、

詳しくなりましょう!

 

結晶の中には、

一定割合水分子を含んでいる

物が存在しています。

 

水が含まれてても、

結晶になるなんて、

不思議ですよね。

 

このような物質を

「水和物」

といい、結晶中の水分子を

「水和水」

といいます。

 

つまり硫酸銅(Ⅱ)五水和物、

CuSO4・5H2O

は、硫酸銅(Ⅱ)に、

5つの水分子が結合した、

水和物なのです。

5つ水分子が結合



なお、通常は、

硫酸銅」とは、

硫酸銅(Ⅱ)五水和物」

のことを指します。

 

子供に

硫酸銅五水和物」

と言っても理解しがたいので、

硫酸銅

と略して教えている。

 

ということなんです。

 

CuSO4・5H2Oは、

よく溶解度の問題に

出題されます。

溶解度の考え方




ここで注意しなければならないのが、

CuSO4・5H2Oには水分子が含まれている、

ということです。

 

100gあたりの溶媒に

どれだけ溶質が溶けているかを表す

溶解度を求める際には、

 

CuSO4・5H2Oでは、

CuSO4の質量を溶質にして

5H2Oの量を溶媒に含めて

計算しなければなりません。

硫酸銅(Ⅱ)五水和物の場合の考え方



つまりCuSO4・5H2Oの溶解度は、

CuSO4の質量を使用して

求めなければならないのです。

 

このポイントを忘れてしまうと、

CuSO4・5H2Oを使用した、

様々な問題に躓いてしまうのです。

 

CuSO4・5H2O、

硫酸銅(Ⅱ)五水和物は、

一見複雑で、難しそうに感じてしまいます。

 

しかし、

CuSO4の質量を溶質にして

5H2Oの量を溶媒に含めて

溶解度の計算をする、

 

というポイントを理解できたのならば、

今後は硫酸銅(Ⅱ)五水和物への

抵抗がなくなることだと思います。

 

とにかく、本日は

「CuSO4・5H2Oを分離して、

CuSO4の質量を溶質に

5H2Oの量を溶媒に含めて

溶解度の計算をする」

 

というのを完璧に頭の中に

叩き込んでいってほしいと

思います。

 

これさえ覚えてしまえば、

硫酸銅(Ⅱ)五水和物を見て、

難しいと感じることも

なくなるでしょう。

 

ということで

最後までお読みいただき

 

 

無極性分子はさすがに溶けないだろう!期待を裏切る現実をみて、化学を知ろう!

皆さんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

以前、NaClのような、イオン結晶は、

陰イオンと陽イオンに電離することで、

水和すると学習しましたね。

NaClが水和するイメージ





また、極性分子でも、ヒドロキシ基を持っていたら、

水中で電離しなくても、水和することも覚えていると思います。

ヒドロキシ基のおかげで水和できる



では、非極性分子の場合はどうだと思います?

 

極性が無いから、水和しないように思いますよね?

 

確かにその考察は正しいです。

 

「極性が無いから」

というふうに、

理由を自分なりに考えて、答えを導き出すことは、非常に大切な力です。

 

しかし、いくらそれっぽい理由を見つけれたとしても、本当にこれが理由なのかをしっかりと理解できていないと、

完璧に水和しない理由を説明できたと言えません。

 

化学をでは、

「何かに溶ける」

という反応が非常に重要になってきますから、

溶ける様子を理解

できていないと、

新しい内容を学習する際に、

支障をきたしてしまいます。

 

それでは困りますよね?

 

というわけで、非極性分子が水和しない訳を理解しちゃいましょう!

 

水和させるには、

極性がある水分子に引っ張られる必要があります。

 

つまり、溶媒(溶かしたい物質)にも極性が必要なのです。

 

無極性分子には、極性が無いので、くっつくことはできません。

 

つまり、水には溶けないのです、

 

しかし、水以外になら溶けることもあります。

 

何になら溶けるのかというと、

無極性溶媒です。

 

つまり、溶質と同じく、非極性分子でできている溶媒になら溶けるのです。

 

それはなぜなのでしょうか?

 

非極性分子同士の、分子間力というのは、実は非常に弱いです。

 

つまり、放置していたら、自然と拡散していくのです。

混ざっていない状態

物質が混ざっていない状態では、

容器の上側に物質Aが、

下側に物質Bが存在します。

 

物質は常に運動していますから、

次第に物質AとBは混ざっていきます。

混ざった状態

無極性物質が混ざるということは、

「物質が容器内に均一に分布する」

という状態なんです。

 

では極性物質(水)に、無極性物質を溶かしたら、どうなるでしょう?

 

水に無極性物質を溶かした時の様子

水には極性があり、

+に帯電したHと

-に帯電したOとで

互いに引力が働いて、

水分子同士で弱い結びつき

が存在しています。

水分子の結びつき

そのため、無極性物質Aは、

いくら運動があると言えども、

この水分子の結びつきあっている

領域に侵入すること

ができないのです。

 

「物質が均等に混ざり合っていない」

ということなので、

この状態では、

「水和している」

とは言えないのです。

 

では、無極性物質が溶ける、

無極性溶媒とは、

どのようなものがあるのでしょうか?

 

代表的なものが、

ベンゼンC6H6)です。

主に、合成原料として使用されており、

様々な製品の製造に役に立っています。

 

高校化学では、

芳香族化合物

と呼ばれており、

今後より詳しく学習します。

 

無極性分子の具体例は

ヨウ素(I2)や

ナフタレン(C10H8

です。

 

ヨウ素は、

でんぷんの存在を確認する試薬

として使ってきたので、

なじみ深いと思います。

実験で使用したことはあるはず

 

ナフタレンは、

芳香族炭化水素の一つ。

殺虫剤などに使用されています。

 

とにかく、

「無極性分子は、

無極性溶媒にしか溶けない」

 

というポイントを、

確実に覚えてきてください。

 

これを覚えることができたら、

 

物質の溶ける溶けない

に関する知識は

原理も説明できて、

完璧にマスターできたと

思います。

 

問うわけで、

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

ヒドロキシ基があるだけで水溶性になる!!水に物質が解ける原理について理解しよう!

皆さんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

物質が水溶するには、

「水中で物質がイオンの状態に電離している」

必要があります。

NaClが水に溶けている様子。
それぞれイオンになって分かれている

このように、

水中で電離している物質を

電解質

と言いました。

 

一方、電解質の対義語である

「非電解質

の物質、

 

エタノールグルコース

などの有機化合物は、

水中では電離しません。

 

要するに、

イオンの状態にはなりません。

 

ということは

「水和しないのでは?」

 

と思ってしまうかもしれません。

 

こう考えれたあなたは、

水和する原理を

しっかりと理解できています!

 

しかし実際には溶けるものもあります。

 

エタノールなどの有機化合物は、

日常生活に密着しています。

 

また、

化学の授業でも後のほうで

有機化学として

学習することになります。

 

有機化学では、物質の中でも、

「この部分は水和して、

この部分は水和しない」

ということが

非常に重要になってきます。

 

実際に私たちの生活にも

大きく結びついてくる

重要な科学的性質です。

 

この際に、

今回重要になってくる

「ヒドロキシ基を含んだ物質」

というのが、ポイントを握ってきます。

 

もしも

ここで物質が水和する訳を

理解できていないと、

有機化学で周りに

ついていけなくなります。

 

それほど、

水に溶ける溶けないは

重要な事柄なのです。

 

また、水に溶ける原理

を知っていると

化学で世界を見たときの視野が

大幅に広がります。

 

それくらいに重要な、

電解質の水に溶ける原理について、

学習していきましょう!

 

ひとまず、

電解質だが、水に溶ける

メタノール、CHOH 

で考えてみましょう。

 

メタノール極性分子で、

メチル基 CH-

ヒドロキシ基 -OH

が結合した構造になっています。

メタノールの様子



このメチル基は無極性であるが、

メチル基には極性が存在しない

ヒドロキシ基は極性があります。

ヒドロキシ基には極性が存在する



極性があるということは、

 

-に帯びている部分→

水分子の水素に引っ張られる

 

+に帯びている部分→

水分子の酸素に引っ張られる

 

という形で、

ヒドロキシ基に水分子が

くっついてきます。

 

つまり、

メタノールに水がくっついてる

ということになり、

 

「水との繋がりができた=水和」

 

ということになるのです。

ヒドロキシ基のおかげで水和できる



このように、

ヒドロキシ基のような

水とくっつく部分を

親水基と呼び、

水分子と仲良しな部分

メチル基のような、

水とはくっつかない部分を

疎水基と呼びます。

水分子とは一切くっつかない、仲の悪い部分

 

このように、

水中でも電離しないはずの

電解質でも、

親水基である「ヒドロキシ基」

のおかげで水和するのです。

 

物質の

親水基、疎水基

というのは、

生体を語る上でも

非常に重要な要素となってきます。

 

今後より深く学習するはずなので、

よく覚えておいて欲しいと思います。

 

とにかく、

本日絶対覚えて帰って欲しいことは、

 

ヒドロキシ基、すなわち 「-OH」、

親水基と呼ばれる部分が存在すれば、

水和する

 

ということを

ヒドロキシ基には

極性があるために、

同じく極性である水分子に

引き寄せられるから

水和する、

ヒドロキシ基には水分子がくっつく

というように

原理も理解したうえで、

確実に記憶していって

欲しいと思います。

 

これさえ頭に叩き込めれば、

水に溶けるか溶けないかの判断は

簡単にできるようになります!

 

というわけで、

最後までお読みいただき

ありがとうございました。