高校化学がわかるTsuyo-piのブログ

高校化学が伸び悩んでいるそこのあなたに、あなたに合った学習方法を見つける方法を発信していきます。

molってどうやって求めるの??これができたら君は化学を理解できる頭だ!

皆さんこんにちは。

Tsuyo-piです。

 

化学を学び始めたらまず第一にmolのまとめ方を

学習するかと思います。

 

なぜ最初にmolの求め方を学習するのでし

ょうか?

 

molとは、その物質の数を表す単位です。

 

化学物質を使用して何かの実験をする際には、

正しい量の物質を準備しなければ、

正確な実験結果を出す事が出来ません。

正確な実験結果を得たい…

また、工業製品の原材料を作る際にも、

正しい量の物質を準備しなければ、

求められた性能を持つ製品を作る事ができません。



というふうに、

物質の量を求める事は非常に重要なのです。



このmolを求める際に用いるのが

物質の質量mol質量

です。

 

もし物質の量、つまりmolを求める方法が

分からなければ、

今後の化学を理解ができなくなり、確実に苦手科目となってしまいます。

 

これはでは、受験で化学を活かす事が出来ず、

自分の望む進路に進む事が出来ません。 

希望進路に進めなかったらショックですよね

こんな未来は嫌ですよね。

 

しかしここでmolの求め方だけでも

完璧に理解する事ができたら、

 

今後の化学を真髄から理解して、

自分のものにする事が出来ます。

 

受験でも自分の武器として使えるようにするために、さっくりとmolの求め方を

マスターしてしまいましょう!



molを求める際には、

物質の質量とmol質量

の二つの情報が必要です。

 

物質の質量は問題文から見つける事が出来ます。

 

問題はmol質量です。

 

これは、自身で計算して、その物質のmol質量を求める必要があるのです。

 

ではどうやって求めたら良いのでしょうか?

 

問題文に

 

以下の物質の原子量は

H=1、N=14とする

 

のように、原子量が示されています。

 

ここで初めて

原子量

という言葉が出てきました。

 

しかしここではmol質量を知りたいのです。

 

原子量なんてどうでも良いはずです。

 

いやいや、原子量がmol質量を求めるのに

必要になってくるのです。

 

原子量≒mol質量

 

という関係が成り立つのです。

 

≒(ニアリーイコール)としたのは、

厳密に言うと、二つは全く異なる概念だから、

=では結べないからです。

 

たまたま原子量とmol質量の数値が

同じ物質間で一致したため、

原子量≒mol質量

 

というふうに考えても良いとされたのです。

 

ではどうやってmol質量を求めるのか

 

例えば

 

水素原子H2にはHが2個あります。

原子量がH=1だから、

H2

の原子量は2です。

 

原子量≒mol質量

 

だから、H2のmol質量は

2 g/mol

となります。

 

アンモニアNH3の場合では、

Nが1個、Hが3個です。

 

原子量が、N=14、H=1だから、

NH3の原子量は

14+(1×3)=17

 

原子量≒mol質量

であるから、

 

NH3のmol質量は

17 g/mol

となります。

 

このようにしてmol質量を

求めることができました。

 

先ほども言いましたが、

物質の質量は問題文中に

記載されています。

 

H2の質量が1 gだったとすると、

H2のmol質量は2 g/molだから、

1 g÷2 g/mol=0.5 mol

 

物質の質量÷mol質量=mol

 

このようにして、

molを求めることができるのです

 

というわけで、

皆さんは本日

 

mol質量の求め方

molの求め方

 

の二つをマスターできたと思います。

 

とにかくこれ今日中に

完璧に覚えるためにも

 

寝る前に

原子量≒mol質量

物質の質量÷mol質量=mol

の関係を思い出してから寝てください!

 

ということで、

さいごまでお読みいただき

ありがとうございました。